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企業のための総合情報マガジン by COOTS Inc.

【事例あり】採用動画で見込まれる効果と活用方法

採用活動の一環で、採用動画の導入を検討されている方へ。制作にあたって「どのように活用していけばいいのか」「どのくらいの費用がかかるのか」具体的にイメージしにくい担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

・採用動画は自社のブランディングにつながるのか?
・コストが高いのでは?費用に見合った効果はあるのか?
・制作の手順や期間は?

など採用動画について気になることは多々あるかと思います。
この記事では、採用動画の基本をまとめ、効果的な活用目的や事例も紹介します。

0.採用動画は企業は求職者に伝えたいメッセージを発信する手段

採用動画は、企業理解などを深めるのにイメージを伝える強力な手段でもあります。採用メッセージや事業内容、業界情報や組織文化を採用ターゲットへ発信するためのコンテンツです。どんなに長い文章よりも、多くの写真よりもたった1分の映像が求職者の自社への理解を深め、リアリティのある共感を得ることにつながります。

動画を視聴できる環境は日々変化し、採用ターゲットの世代はほぼ100%スマートフォンを利用しています。動画を視聴するプラットフォームが充実した今、動画に対するアクセス率はさらに高まっています。ここでは採用動画の基本に立ち返り、改めて以下のように整理していきます。

1.採用動画に期待できる効果「伝え方の質が向上する」
2.【目的別】活用方法と動画の内容
3.採用動画の活用事例

1.採用動画で期待できる効果は「伝え方の質が向上する」

採用動画で期待できる効果は「伝え方の質が向上する」ことが第一に挙げられるでしょう。
文章や画像では伝えきれない、具体的な業務の様子や言語化しにくい会社の雰囲気などを求職者にイメージしやすくする効果があります。
大きく三つの向上効果があります。

①企業で働くイメージを持ってもらう
②言語化できない情報を伝えられる
③求職者の「分からない」不安を払拭できる

①自分が入社した時の働くイメージを具体的に持ってもらう

採用動画に期待できる効果の1つ目に、自分が企業で働くイメージをより具体的に持ってもらうことが挙げられます。
採用したい求職者をターゲットに動画を発信することで、より企業と求職者間のイメージがマッチするからです。

文字情報だけですと、業務内容だけでなく「自分と雰囲気や働き方が合っているかよく分からない」といった情報が改善されにくいです。
会社説明会や短期のインターンでは、人事担当の方が担当することが多く、会社や事業についての理解は進んでも、現場の社員の方の働き方や雰囲気は伝わらないことも多いです。

動画に落とし込むことで、社員の方がいない場面でもより解像度の高いイメージの共有を行うことができ、さらに自社の求めるターゲットに絞った動画を制作することで、自社として採用したい学生にターゲットを絞ってアプローチすることが可能になり、企業側も選考前にイメージのすり合わせ不足から生じるミスマッチを防ぐことも可能です。

以上のことから、動画を活用して働くイメージを持ってもらうことが期待できる効果として挙げられます。

②言語化できない情報を伝えられる

採用動画に期待できる効果の2つ目に、言語化できない情報を伝えられることが挙げられます。

理由はシンプルで、「動画」自体が視覚的にわかりやすく表現できる手段で、情報量が多いからです。
情報をテキストで伝える場合との比較で、画像は7倍、動画は5000倍の情報量、1分の動画は単語数にすると180万語に相当するとも言われます。

例えば一般的な新卒採用活動の場合、学生側は、ナビサイトに掲載掲載された求人、求人パンフレット、会社説明会で配布される資料など、言語化された情報=文字情報を読むことが多いでしょう。

しかし求職者側は、同時に様々な企業の情報を取得していますが、文字だけではイメージできる範囲が限定的になるだけでなく、印象に残らないこともあります。
また、動画を活用している企業も増えている中で、5000倍の情報量を与えた企業のイメージは大きくのこり、文字だけの企業の印象は埋もれてしまう可能性も高いです。

非言語化情報+今までの言語化情報の両方を落とし込むことができる動画の活用によって企業の魅力を伝え、求職者の企業理解につながることが期待できるでしょう。

③求職者の分からないを払拭できる

採用動画で期待できる効果の3つ目に、求職者の「分からない」不安を払拭できることが挙げられます。

二つ目であげた情報量の多さからより解像度の高い社内の雰囲気や働く姿などを見てもらうことが可能だからです。

例えば社内環境の紹介としてオフィスで働いている姿や、インタビューを動画にすることが可能です。特に実際に現場の社員が働いているオフィスには来社しないと見えない情報が多く(どんな人がいるか、使用しているPCはなにか、など)詳細な点や言語化できない雰囲気なども合わせて伝えることで、求職者は会社のイメージ、そこで働くイメージを持つことができるようになります。

以上のことから会社への「分からない」を払拭することが期待できる効果として挙げられるでしょう。

2.【目的別】活用方法と動画の内容

採用動画は採用したい人物像のターゲットに対して、自社をより魅力的に伝えることができます。
また採用課題ごとに動画を使うことでより効果的に解決に繋げることも可能です。
課題が生じやすい採用活動フェーズを「母集団形成」「選考・内定後」の二つに分けてそれぞれ紹介します。

①母集団形成では会社と求人をPRし認知拡大を目的にする

採用動画の活用シーンとして一つ目に、母集団形成時点が挙げられます。

認知度が低い企業の場合、自社の求人を求職者に認知してもらうことが大きな課題となります。
認知してもらうためには、求職者の「目に留まる」ことが重要です。
目に留めるためには「動画を見る」ことを目的にしている人とは違った、よりキャッチーでメッセージを凝縮した短尺の動画が効果的です。

ターゲットにした求職者の目に止まった動画が共感を呼び、リアクションを通じてさらにその周りに拡散されるような話題性を意識した動画もこのフェーズでの動画活用では効果的でしょう。

最近ではTikTokなど短尺(30秒〜1分)ほどの動画プラットフォームが主流となりつつあります。また同時に複数の企業の情報を取得している求職者は時間がなく、まだ興味度合いが高くない、母集団形成段階では視聴に時間のかかる情報は飛ばされてしまうことも多いです。

母集団形成時点の活用では、じっくり企業を紹介する長尺動画よりも、テンポのよくキャッチーで話題性のある動画作りを心がけると効果的です。

②選考・内定後では、理解を深め不安を払拭することを目的にする

採用動画の活用シーンとして2つ目に、選考・内定後が挙げられます。

求職者は選考を進めていく中で、企業に関して様々な疑問や不安が生じることがあります。
また企業として、内定後に不安やミスマッチを理由に辞退されてしまうのは、誰しもが避けたいことでしょう。

例えば、「社風がいい」と一言で言っても、求職者が求める「いい」には一人一人異なった意味合いがあります。実際に働く人のキャラクター・社内のコミュニケーション・オフィスの雰囲気・働き方など求職者一人一人が求める「社風の良さ」を表現するのは文字情報では不完全です。

このフェーズでの動画には、社員インタビューや業務の様子・オフィス紹介、時にはランチの様子などラフなシーンも織り交ぜ、一つのコンテンツに様々な会社の魅力を伝える工夫をすると効果的でしょう。
面接の会話、サイトや求人媒体の文字情報以上に鮮明なイメージの共有とすり合わせが可能です。

3.採用動画の活用事例

最後にそれぞれのフェースで有効的な採用動画の活用事例をご紹介します。

①株式会社 商船三井

目的:業務理解/不安・疑問の払拭
訴求手段:1日密着/インタビュー

カメラマンがある社員1人の1日に密着しながらインタビューを行う形式で動画は進んでいきます。
インタビュー音声に加えナレーションで状況を補足しながら、働く映像を密着形式で表現することで、業務理解とともに会社の雰囲気や働き方、人柄なども効果的に訴求することが可能です。

②デルタ工業株式会社

目的:母集団形成/話題化・認知獲得
訴求手段:ラップバトルという企業動画では他にない企画による話題性

最近流行りのラップバトルにのせて開発部門と製造部門がお互いに対して思っていることをぶつけ合うという形の会社紹介動画。
会社の事業内容や働きではなく、母集団形成のための認知を目的とした動画で、つい人に教えたくなる拡散性や話題性のある動画になっています。

4.最後に

今回の記事では、採用活動に動画を活用することによって得られる効果と活用事例をご紹介しました。

採用動画を活用するためには、自社の採用課題と動画の活用目的を逆算する必要があります。
「母集団を増やしたい」「内定辞退などミスマッチを減らしたい」「自社の魅力をしっかりと伝えたい」

社内で課題や目的の整理から動画の制作まで行うのは多くの手間と労力を必要とします。COOTSでは企業の採用課題から最適な動画の活用方法のご提案、それに合った企画の考案・制作まで戦略に紐づいた効果の高い採用動画の活用をご提案いたします。

弊社では、動画制作に関して知識のない方でも、無料でご相談いただけます。動画活用に関するご相談は下記までお願いいたします。

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