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企業や自治体がホームページ上で動画を公開するメリットと活用のポイント

動画は認知、集客、販売、人材採用などさまざまな面で効果を発揮するとして、多くの企業や自治体のホームページ上で公開されています。そこで、今回は自社のホームページ上で動画を公開するメリット、企業・自治体それぞれの効果的な活用ポイントやおすすめのシーンをお伝えします。

ホームページ上で動画を公開するメリット

スマートフォンの普及もあり、いつでもどこでも動画を気軽に見られるようになった今、自社のホームページ上で動画を公開することにはどういったメリットがあるのでしょう。

(1) 自社や自社商品・サービスの認知向上

多くのテキストや画像でアピールをするよりも、動画を活用した方が短時間でコンパクトにアピールが可能です。また、動画は言語情報に加え、視覚情報と聴覚情報も伝えられるため、ユーザーの印象にも残りやすくなります。

(2) 商品、サービスの魅力を持って伝えられる

例えば海鮮料理の魅力を伝えるには、食材の画像よりもそれを食べている動画の方がよりおいしそうに伝わります。

スポーツ用品の場合、実際にスポーツで用具を使っているところを動画にすれば、スポーツの迫力やダイナミックさをストレートに伝えられるでしょう。観光地の紹介も同様で、動画であれば、その土地の雰囲気までも伝えることが可能です。

(3) 突然のサービス閉鎖や規約変更といったリスクがない

現在、インターネット上では、YouTubeやABEMA、ニコニコ動画といった動画配信・共有サービス、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNS、ほかにもさまざまなサービスで動画を楽しめます。そのため、わざわざ自社ホームページで動画を公開しなくてもいいのではと思われるかもしれません。

ただ、他社のサービス上だけで公開している場合、そのサービスが閉鎖になったり、規約変更になったりといったことによって急に公開できなくなるリスクがあります。しかし、自社のホームページ上であれば、他社のプラットフォームを使っていない限り、そうした心配はありません。

(4)自社ホームページのほかのコンテンツへ誘導しやすくなる

動画を使い、自社や自治体の魅力をうまく伝えられ、興味を持ってもらえれば、そこからより深い情報や人材募集、商品販売など、ほかのコンテンツへ誘導できる可能性が高まります。

ホームページ上での動画活用シーン

ひと口に動画といっても、その種類はさまざまです。そこで、企業と自治体別にホームページ上で配信する動画にはどういったものがあるのか、その具体的な活用シーンを紹介します。

企業の主な動画活用シーン

◆ 商品・サービスの紹介

「商品・サービスの機能」「基本から応用までの使い方」「さまざまな利用シーン」のほか、「実際に使っているユーザーの生の声」「その商品やサービスを使うことでユーザーが得られるベネフィット」などを伝えます。

◆ 人材採用

「どういった人材を求めているのか」「どういった業務があるのか」や、「経営者や実際に募集している業務を行っている社員の声」をインタビュー形式で聞いたもの。ほかにも、「どういった福利厚生があるのか」「社内施設の紹介」「資格取得のための教育支援」などを動画で紹介します。

◆ イベント・セミナー紹介

社内または社外向けに行われているイベントの様子を動画で紹介するほか、商品・サービスに関するセミナーの動画公開などが挙げられます。

自治体の主な動画活用シーン

◆ 観光地案内

景勝地や観光施設の魅力を動画で紹介します。ひとつの季節だけではなく、季節ごとに移り変わる景色の色合いや雰囲気をより詳細に伝えられるのは動画ならではのメリットでしょう。また、定点カメラによる景勝地のライブ配信も考えられます。

◆特産物紹介

海産物や山の幸、野菜・果物、加工食品といったその土地だけでしか味わえない食品を紹介します。生産者へのインタビューのほか、海産物であれば漁の様子を伝える、山の幸や野菜・果物であれば種まきから収穫までをダイジェストで伝える動画もよいでしょう。加工食品は、加工の工程を紹介するのも現地以外の人にとっては楽しいものとなります。

また、地元食材を使った料理のレシピや、現地の人だけがやっている食べ方の紹介、アレンジレシピなども紹介の仕方によっては人気コンテンツとなるでしょう。

◆ 商工業のアピール

食品以外でも、伝統産業や工芸品の紹介動画は現地以外の人にとって興味深いコンテンツです。これもやはりテキストや画像だけではなく、動画を使って生の雰囲気を伝えれば、より多くの人に興味を持ってもらうきっかけとなります。

ホームページ上で動画活用する際のポイント

では、実際にホームページ上で動画を活用し、成果をあげるためにはどういった動画が効果を発揮するのか、そのポイントを紹介します。

SNSと連携させる

単純に動画を制作してホームページで公開しても、誰もが知っているような限られた企業でない限り、すぐに多くのユーザーに視聴してもらうのは難しいでしょう。そこで、SNSを使って動画の一部を紹介し、続きをホームページに誘導して見てもらうようにします。

2~3分の短い動画にまとめる

基本的には、2~3分で短くまとめた方が視聴してもらいやすくなります。一般的にネットは隙間時間に見ることが多いため、「ひとつの動画視聴にそれほど時間をかける人が少ない」「長尺の動画は飽きられてしまいやすい」「長いと制作に手間とコストがかかる」といった理由もあります。

ただし、自社のホームページ上はSNSや動画広告のように時間制限がなく、長尺動画を配信できるのはメリットのひとつです。そこで、ストーリー性のある動画や、経営者・社員へのインタビューなど10分を超えるような動画を配信したい場合は、2分程度の要約動画を自社ホームページ上もしくはSNSで紹介し、「全編を見たい場合はこちら」といった形で誘導するのがよいでしょう。

外部の制作会社への以来も視野に入れる

動画は内容がどんなに良くても、編集によって面白くないものになってしまうケースがあります。素晴らしい企画で、内容も良い動画を制作したにもかかわらず編集が悪く、視聴されないようでは意味がありません。そのため、制作段階から編集まで外部の制作会社に任せてしまうのも成果をあげるポイントのひとつです。

一番、アピールしたい部分で効果的な動画活用を

動画は短時間でテキストの何倍もの情報を伝えられるため、大きな効果が期待できるコンテンツです。しかし、スマートフォンやWi-Fiの普及が進んだとはいえ、頻繁に動画を視聴するにはまだ高いハードルがあるのも事実です。

そこで、動画は自分たちが最もアピールしたい部分にだけ活用するのが、視聴してもらいやすくなるポイントになります。効果が高いからといって何でも動画にしてしまうと、本当に見てもらいたいものを見てもらえなくなる可能性もあるため、何を一番伝えたいかを明確にしたうえで動画制作を行いましょう。

当社では、豊富な制作実績に基づき、効果をより高められるような動画制作を企画段階から進めてまいります。また、撮影・編集・効果測定まで一貫して手がけることが可能なため、自分たちの一番良い部分をアピールしたいという際には、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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